突然よだれが止まらなくなった猫ちゃん。原因は?

query_builder 2026/05/27
突然よだれが止まらなくなった猫ちゃん。原因は?

今日は突然よだれが止まらなくなり、
プチパニックになった猫ちゃんの症例。


11歳の去勢♂ちゃん。

IMG_2145

てんかん発作あるいは、なにか変なもの食べてしまったのではないかと心配で来院されましたが、

よく観察してみると口が閉じれない様子!


左上の犬歯が内側にずれてしまい、

下の犬歯と当たっています。


口が閉じれないとさすがに唾液を上手く飲み込めないのか、

よだれダラダラになってしまうようです。

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治療に当ってまずは口の中を確認し、

歯以外の問題がないことを除外。


次に歯をもとのポジションに戻して、

閉じられるかどうか顎の問題を除外します。

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歯をもとの位置に戻すと、

しっかりと口を閉じられるようになり、

よだれも止まりました。


ということで、見た目通りですが

犬歯が当たることが原因です。


とりあえず口は閉まっていますが、

こういったケースは犬歯が内側にかたむく癖がついてしまっているので、

ちょっと口を開けるとすぐに再発してしまいます。


そのため、ぐらついた歯は治せないので抜歯です。

それにより閉口障害の再発を予防します。

IMG_2246

歯をつかめば簡単に抜ける状態で、

出血しても軽度なのでテキパキと抜歯。


抜いた犬歯を観察してみると、

歯根までびっしり歯石が付着。

根本の数ミリが顎にぶら下がっている状態でした。

IMG_2160

やはりほとんど出血せずに抜歯できました。


犬歯を抜いた後の穴に食べ物がつまったり、

問題が起きる可能性はないわけではありませんが、

今回はせっかく無麻酔でピッと取ったので、

自然の成り行きに任せることにしました。


丁寧に治療することを考えると

・痛み対策に全身麻酔+局所麻酔

・麻酔前検査と止血異常の確認に血液検査

・麻酔の安全対策に静脈確保、点滴

・CTやレントゲンによる顎の骨の確認

・抜歯穴を塞ぐためのフラップ手術

・感染予防に抗菌薬

などなど、たくさん盛れます!


ですが今回は引っこ抜いて秒で終了。

ほぼタダみたいな処置!

抜歯窩は後日問題を起こしたら治療することにしました。


IMG_2154

おそらく自然に塞がってくると思います…


なぜなら以前に反対の犬歯を引っこ抜いてそのままにして、

現在キレイに治まっているから…

IMG_2161

費用と安全と痛みのバランスを考えて、

猫とオーナー様のメリットを相談しながら治療を提案しています。


今回は若干野蛮な処置でしたが、

物価高の中、

ひとまず低コストで問題可決できて合格いただきました。


超丁寧に治療してほしい場合は喜んで対応しますので、

遠慮なくお声がけ下さい♡


なんちゃって歯医者やれます💪🏻

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もぐ動物病院

住所:東京都 日野市 百草 204-1

ガーデンビュー石神D1F

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