2年で巨大化!肘の良性(仮)腫瘤!

query_builder 2026/04/19
診療 治療 症例
2年で巨大化!肘の良性(仮)腫瘤!

今日の症例は肘の腫瘤が2年かけて巨大化してきたという
9歳のポメラニアンちゃん。


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当初近所の動物病院で良性腫瘍とされていた肘のしこり。

徐々に大きくなってきて、

さすがに気になってどうしようかと考えていたそうです。


そんな時にもぐ動物病院のレーザー治療を知っていただいて、

麻酔なしでなんとかならないかと来てくださいました!

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確かに目立つ!

抱っこで触ってると気になる!


硬くて動くしこりで、

皮膚や皮下組織よりは筋肉や神経タイプの腫瘤。


針生検も考えましたが、

硬くて十分な細胞が採取できないと予測されるため、

わんちゃんとお財布の負担軽減で、

治療後に病理検査をするか考えることとしました。

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今回はレーザー蒸散やレーザーサーミアではなく、

「摘出だー!」


硬いしこりは蒸散やサーミアは不向きで、

小さければよいですが、今回のような2㎝超えの腫瘤は大変です。


そのため初めから採りに行きます!


レーザーは極薄になった皮膚を無出血できれいに切開できるので、

枝豆のように硬いしこりを剥いて出す感じです。


しこり自体も血管が少ないため、

根元を丁寧に止血剥離しながら切除しました。

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レーザーによる摘出後、もぐ動物病院ではメスによる手術のように縫合はしないので、

そのまま終了。


そんなわけでちょっと嫌がりますが、

時短で気合の5分!


ついでに縫わないので抜糸分の再診なし!


抗菌薬を数日処方して、

もぐ動物病院ではよくある1か月後の再診です。

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ちなみに摘出したしこりは一応チェックしてます。


割面を入れて、スタンプ標本を作って診断。


今回はやはり硬くて細胞は剥がれないので、

病理組織学的検査を外部検査に委託する必要がありました。


ただし悪まで確定しておきたい場合で、

良性疑いの場合、もぐ動物病院では強制していません。

高額な検査のため、

私の好奇心ではなくオーナー様の要望により決めています。


今回の見立ては「抹消神経鞘腫」という感じです。

というわけで、

再発したら病理検査ということにしました。

スクリーンショット (511)

そして1か月後、きれいに傷は治癒。


毛刈りもしないので、

どこにしこりがあったか分からないくらい元通り!


オーナー様もわんちゃんも(?)もぐ動物病院も

みんなすっきりしました!


良性の腫瘍はタイプによって色々と柔軟に対応可能ですので、

無麻酔レーザー治療のポテンシャルをもっと引き出して行こうと頑張っています!

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もぐ動物病院

住所:東京都 日野市 百草 204-1

ガーデンビュー石神D1F

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