目開けて寝ている犬の眼に生命体!?

query_builder 2025/09/15
診療 治療 症例
目開けて寝ている犬の眼に生命体!?




今日は7歳とまだまだ元気いっぱいなのに目の中に〇〇!? というトイプードルさん。


来院時の眼は、ぱっと見普通なんですが…

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待っていると、姿をあらわして…



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ゾワッとする~‼



昨晩、愛犬が目半開きで寝ているのをふと見ていたら、

この白い寄生虫を見てしまったとのこと。


衝撃的だったので、一晩眠れすだったそうです…



この白いミミズのような寄生虫は「眼虫」という線虫。


他に身近な線虫といえばフィラリアやギョウチュウなどでしょうか。


感染スタイルはフィラリア症に似ていて、ベクターという中間宿主である運び屋が連れてくるというタイプ。


フィライリアは「蚊」

眼中は「メマトイ」


どちらもハエ目(双翅目)なので、暖かい時期に感染のリスクがあります。


ちなみにギョウチュウは人→人感染なので季節性関係なし。



さて、見た目通りなので診断に特別な検査は不要。


見つけ次第、駆虫あるのみです。


点眼麻酔後に物理的に虫を回収+ダメ押しで線虫駆除薬としてイベルメクチン(フィラリアの薬)という感じ。

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もぐ動物病院ではマイクロブラシを使用して摘出しています。


ピンセットを使う獣医さんもいるようですが、

角膜傷つけそうでちょっと怖いので…

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いい感じに虫が絡んでくれます☆


基本一匹ということはまずないので、

念入りに探って捕獲!


(慣れないインスタで眼虫ゲットだぜ!してみました)

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今回はとりあえず5匹。


もっと多いことも良くあります。



この子は目の痛みやかゆみなどの臨床症状もないので、

目の検査は追加せずに診察終了。


後は家で時々観察していただき、

また出てきたら再診。



フィラリア症のように危険な病気ではありませんが、

ただただ気持ち悪い病気です。


毎年だいたい1症例遭遇する感じなので、

ぜんぜん多い病気ではありません。


もしかするとフィラリア予防が眼虫予防にもなっているのかもしれませんね。

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もぐ動物病院

住所:東京都 日野市 百草 204-1

ガーデンビュー石神D1F

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