油断大敵!?早くも熱中症!
2024/04/25
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今日は昼の救急で、早くも熱中症のわんちゃんが来院しました!
ひとりお留守番中のことで詳細は分かりませんが、
お子様が学校から帰ったらすでに頻呼吸・痙攣・意識障害を起こしていたとのこと。
体温は40.8℃と上昇傾向で、症状と合わせて熱中症と診断しました。
粘膜は激辛料理を食べたような、特有の真っ赤な色を呈していて
耳の先から尻尾の先まで熱々!!
ゼーゼーしながら足を突っ張らせて痙攣し、よだれが止まらない状態。
現在3歳で、てんかんの既往歴なし。
朝食は完食で元気いっぱいだったのに…
幸運にも血液ガス分析では軽度の異常のみだったので、
首に冷却剤を巻いて、酸素室でのクーリング。
それから輸液による脱水の補正を行って、数時間で速やかに回復しました。
休診時間の出来事でまさかとは思いましたが、すぐに気づいて連絡いただけたので
重症化せずに元気になってよかったです。
様子を見ていたら大変なことになっていたかもしれませんので、
わんちゃんの異変をすぐに大人に報告で来たお子様に拍手です!
すばらしい!!
これからさらに暑くなってきますので、くれぐれも熱中症には気を付けましょう。
もぐ動物病院では今回、ちょうど小型犬の首に巻けるサイズのソフトタイプの保冷材を使用しました。
それぞれのわんちゃんに合った保冷材を1つ家に用意しておいて、ハアハアが止まらないときはとりあえず首巻いておくと熱中症予防になるかと思います。
15分以上経っても治まらない場合は、すぐに連絡してください!