猫が針飲んだかも!?夜間緊急内視鏡!!

2024/04/09 ブログ

普段はあまり緊急で内視鏡をやることはないのですが、今夜は別!

実際緊急というほど大げさではありませんが、早くやらないとという症例。

 

夜なべした後に裁縫の片づけをしていたところ、縫い針が見つからない…

そういえばさっき猫が糸で遊んでいたような…

嫌~な予感…

ということで、20時の閉院ギリギリに間に合った猫ちゃん。

まさかと思いながら一応確認すると…

レントゲンにバッチリ針が写ってるやん!
​​​​

吐かせて食道貫通しても困るし、待って腸穿孔しても困るし…

これは明日にするにはリスク大!

超音波検査で胃内にあると確認し、さすがに今夜は緊急で内視鏡しました。

 

飲んですぐ気づいたので、胃の粘膜はきれいでした。

針の先端も胃の中にあって良かったです。

摘出は針ではなく糸の部分を鉗子でつかんで、するするっと!

 

4㎝の針と20㎝の糸!気づいて良かったです!

 

このタイプの異物は気づかないと腸閉塞を起す頃に糸で腸が切れていたり、

そこが癒着して腸が大惨事になることがあります。

最悪腸を広範囲に切除しないといけないなんてことは考えたくもありません。

 

針を飲み込むほとんどのケースは

縫い針(時に釣り針)+糸のパターンかと思います。

 

針を口にすることは滅多にありませんので、針単独の異物はまずありません。

ただし糸は好きなんですよね、猫ちゃん…

 

舌にあるトゲトゲのせいで、一度糸が舌に乗ると口から出せなくなって、

はむはむしているうちにどんどん飲み込んでしまうという。

そんで先端に針がついているから、針を飲み込んでしまうという流れです。

 

今回は真っ直ぐな裁縫用の針だったから良かったですが、

釣り針は返しがついているので内視鏡で取れるとも限らずとっても大変です。

 

くれぐれも裁縫する際は猫ちゃんに気を付けて下さいね!