血液ガス分析はじめました!

2021/06/11 ブログ

5月は呼吸困難の外来が多かった印象。

 

心臓病からの肺水腫、誤嚥性肺炎、転移性肺がん、猫喘息、心タンポナーデ、謎の肺炎…などなど。

肺がん以外は何とかなっていますが、良くなってくれて幸運だったといつも思っています。

 

ICUに入院させるかどうかは画像診断とspO2(酸素飽和度)で決めていますが、さらに踏み込んだ予後判定に血液ガス分析が必要と感じていました。

 

動物の救命救急は、普段よりも特に正確で速やかな状況判断と治療が求められている分野で、状態の悪い動物から最小限の負担で最大のデータを得られる検査が重要です。

 

今回導入したシーメンス社製のエポックという機器は、急変予測としての血液中の酸素二酸化炭素やpH、乳酸以外にも貧血、電解質、血糖、腎機能までわずかな血液でいろいろなことが分かります。

 

2次診療施設では何故か血液ガス分析はルーティーンで行われてしまいますが、

当院では危険な状況を正確に判断するサポートとして使っていく予定です。

 

…なので、あまり出番ないかも

…いや、ないほうが良いですよね!